本日の境内の自然
7日より二十四節気は大雪(たいせつ)(冬)です。本格的な冬の到来です。
境内には柔らかい冬の朝日が差し込み境内を照らします。いつもの見慣れた景色も刻一刻と目まぐるしく移り変わり新しい「今」が次々と現れています。
沢山の鳥たちの囀りが天神山の森に響いています。朝日に照らされた銀杏はとおくまるでランプのように煌いています。
立ち止まり見上げてみれば、虫食いの葉、銀杏の葉、色とりどりの木々の葉たちが目に映る景色のなかで美しく調和し、それぞれの個性で輝き、見るもの心を楽しませてくれています。土の感触、落ち葉を踏む音。
ほのかに温かい冬の風が心地よく肌を撫でます。朝日の光と熱は体に染みわたります。
普段よりゆったりと境内を歩き、立ち止まり、空を見上げ、足の裏で、肌で、呼吸で、音と光で、心を澄ませて自然の中で子供頃のように素直に溶け込めば、自然と「ありがとう」の気持ちが湧きおこります。
すべては神さまの尊い恵みです。お仕事に、家事、受験勉強、慌ただしい日常を抜け出し、自然の恵みをお楽しみください。きっと心がよみがえります。
そして、自然の恵みを存分に味わった後に神さまに「ありがとう」のまごころをお伝えしてみてはいかがですか。
「紅葉の錦 神のまにまに」