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菅秀塚・菅公硯池

菅秀塚

道真公のお彫りになった
御神体を授けられた
道真公の五男
淳茂(あつしげ)公が
大宰府のお父様を
拝んだと言い伝えられる

道真公のお彫りになった
御神体を授けられた
道真公の五男
淳茂(あつしげ)公が
大宰府のお父様を
拝んだと言い伝えられる

父を慕う
淳茂公の
悲嘆な思いが
眠る石塚

 御祭神である菅原道真公の五男、淳茂(あつしげ)公は、父である道真公と同様、殊に学問に秀で、菅秀才と呼ばれるほどでありました。
 しかし才能があるあまり、時の権力者である藤原氏の嫉妬を買い、父の道真公は太宰府に、淳茂公はここ永谷の地に配流されてしまったのです。
 父を慕っていらした淳茂公は、天神山の山頂に立ち、悲嘆な思いで父がおられる遥か西方、太宰府に向けて毎朝夕に遥拝をされていました。
 その遥拝されあ場所こそが「菅秀塚」であり、また淳茂公が愛用されていたと言われる筆や、淳茂公自身の髪の毛を埋めてあるとも伝えられています。

永谷天神と菅秀才

親が子を思う
いつの時代も
変わらぬ愛

 お不動様を下りたところにある「菅公硯池(すずりいけ)」。
 かつては湧水を湛える大きな池で、この池の水を飲むとお乳が良く出て赤ちゃんが元気よく育ったという言い伝えがあります。
 今は夏になると、蛙が蛙とは思えない鈴のような綺麗な鳴き声を毎朝奏でます。